コマンドーvバタリアン
80年代は二本立て映画があたりまえだった。
東映の映画館で観た『チャンピオン鷹』の同時上映は『五福星』(ユンピョウよりサモハン派だった)、『エクスプロラーズ』の同時上映『ヤングシャーロック/ピラミッドの謎』(当時黎明期のCGIに素直に驚愕した)、『ロッキー4炎の友情』の同時上映『栄光のエンブレム』(嗚呼シンシア・ギブ!)など目的の映画よりもノーマークだった同時上映にしびれた。
現在の映画嗜好を形成した同時上映がある。
『コマンドー』同時上映『バタリアン』。頭痛がするほど素晴らしいコンボ。
当時自分は映画嗜好的にドンパチアクションばかり観ていた。
スタローン、シュワルツェネッガーを筆頭に銃をにぎった屈強な男が銃弾をばらまき人がいっぱい死ぬという映画に傾倒していた。
むろん『コマンドー』目的で劇場に。
ムキムキ筋肉が躍動しながら機関銃をぶっぱなす。人がバタバタ死ぬ。早く見たい!
まずは同時上映の興味薄B級ホラー『バタリアン』とやらで興奮を鎮めよう。
『ゾンビ』は全バージョン観ているしDVDもコンプリート。リバイバル上映にも三度足を運び年2で見返す。
ゾンビジャンルは洋画ならほぼほぼ観ている。おのずと詳しくもなる。
それをきっかけに某ゾンビ映画の宣伝に携わることもあった。
『バタリアン』。
はじまってからドキワクがつづいた。エンディングで核爆弾が落とされるまでずっと。
タールマン、オバンバのSFXと恐怖演出に興奮よりも映画制作そのものに覚醒していく感じだった。
これによりたった1時間後には『コマンドー』で銃撃戦よりも農具を使った人体破壊に興味がシフトチェンジ。たぶん。いま思えばだが。
ちなみに『プレデター』目的で観にいった際の同時上映が『エンジェルハート』。
ミッキーロークのかっこよさにやられてしまい『ハーレーダビッドソン&マルボロマン』まで追いかけることになる。
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