メルの鼻の下

メキシコに実在した刑務所を舞台にアメリカ人犯罪者メルギブソンが大活躍。

ブラッド・ファーザー』の流れで『キックオーバー』を鑑賞。これまたB級アクション映画。その昔80年代に男が乱射したり格闘したりする映画をとめどなく観まくったころを思い出す。アーノルドの『ゴリラ』や傑作『コマンドー』はもとをただせばB級だしチャックの『地獄のヒーロー』『デルタフォース』もジャン=クロードの『サイボーグ』しかりなんだったらシルベスターの『コブラ』なんかも結果B級。

『キックオーバー』も『ブラッド・ファーザー』もとにかく全体的にちょうどいい。

ちょうどいい出だし。ちょうどいいトラブル。ちょうどいいバイオレンス。ちょうどいいハートフル。ちょうどいい逆転劇。ちょうどいいエンディング。

監督が違えど脚本が秀逸なのかはたまたメルギブソンが手練れなのか開始から終わりまでずっとちょうどいい。

どちらも吹き替え版で観たのもちょうどよかった。ほぼフィックス声優磯部勉が違和感なくてちょうどいい。

ちょうどいい湯船につかっている至福に似ている。メルギブソンの鼻の下の長さもちょうどよかった気がした。

 

 

 

 

 

 

コブラ [Blu-ray]

コブラ [Blu-ray]

 

 すごいなこの並び。素敵。最高。